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LGT career
LGTのオーナーでもあるリヒテンシュタイン公爵家(プリンスリー・ファミリー)の歴史は、初代リヒテンシュタイン公爵であるカール1世(1569-1627)以来、リヒテンシュタイン公国と密接な関わりがあります。現在、リヒテンシュタイン公国は世界で最も経済的な成功を収めている国家の1つです。
リヒテンシュタイン公爵家は、旧来から企業家精神に富み、当初は土地の取得と管理を基幹とし、後に他の産業へと事業を広げてきました。規律を重んじ、革新的な精神を持って技術を取り入れ、長期的な視点に立ってさまざまな産業分野へ進出することで、事業を成功へ導いてきました。賢明で多角的な経営戦略により、リヒテンシュタイン公爵家は幾多の危機と挫折を乗り越え、何世代にもわたり富を維持してきました。今日に至るまで、多様性を重視しながら、農業、林業、代替エネルギー生産、好調な金融機関など、さまざまな業界であらゆる企業に投資を行い、企業ポートフォリオを充実させてきました。
リヒテンシュタイン公爵家は、900 年前から変わることのない価値観と伝統を、今なお大切にしています。この価値観は、お客様への敬意、友好的な関係、親しみやすさ、企業家精神、長期的で総合的な視点、サービスの品質、革新、そして継続的な改善に対する飽くなき追求であり、この価値観がLGTを形作っています。
リヒテンシュタイン公爵家の一族は、企業家として成功を収めてきました。また、リヒテンシュタイン公爵家一族の多くは、著名な政務補佐官、外交官、将校、施主、慈善家、アートコレクターとしても知られています。
リヒテンシュタイン公爵家は、長く波乱に満ちた歴史の中で多くの浮き沈みを経験し、その経験から次の世代にも継承できる教訓を得ようと常に努力しています。
リヒテンシュタイン公爵家は、伝統的に「価値観を次世代へ継承する」実践を行ってきました。現在ではLGTに加えて、一族の資産にはオーストリアの農林業ビジネス、数多くの不動産、苗木用コンテナの製造会社、そして、米国最大のハイブリッド米の生産会社が含まれています。これらの企業には共通する3つの特徴があります。それは、「一族の価値観に基づいた経営」、「サステナブルな経営」、そして「目先の利益よりも健全な会社の発展を優先する」という考え方です。
リヒテンシュタイン公爵家のコレクションの基盤は、リヒテンシュタイン公国の初代公爵であるカール1世によって築かれました。公爵家は、過去500年にわたって、初期ルネサンスからオーストリアのロマン主義にいたるまでの傑作を集め、世界有数のプライベート・アートコレクションの一つを築きました。このコレクションの中には、ルーカス・クラナッハ(父)、フランス・ハルス、ラファエロ、レンブラント、ピーテル・パウル・ルーベンス、アンソニー・ヴァン・ダイク、ルドルフ・フォン・アルト、フリードリッヒ・フォン・アマーリング、フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラーの作品が収蔵されています。これらの作品は、ウィーンのリヒテンシュタイン・ガーデンパレスとリヒテンシュタイン・シティパレスで一般公開されているほか、定期的に世界中の著名な美術館の展示会でも一般公開されています。
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