Net zero by 2030 ネットゼロ達成への目標

LGTのネットゼロ・エミッション目標を 2030 年までに達成するために、私たちは CO2 排出量、エネルギー消費量、紙消費量を大幅に削減し、エネルギーの100%を再生可能エネルギーに移行できるよう取り組んでいます。この目標へ向かって、従業員全体で問題意識を高め、エネルギー消費量を削減し、エネルギー効率を高めると共に、従来のエネルギーを革新的なイノベーションへと置き換えていきます。

2030年までに、当社はCO2排出量を削減し、不可避な排出を相殺する程度に抑えたいと考えています。当社は今後も、残存排出量の100％を優良な排出権証書でカバーしていきます。 

当社は、ネットゼロ・バンキング・アライアンス（NZBA）に参加することで、2050年またはそれ以前に気候変動を抑制し、ネットゼロの達成という世界的目標に沿い、当社の融資に関わるバランスシートの排出量を産業革命前の水準より1.5℃削減することを約束いたしました。NZBA移行計画は、科学的根拠に基づく中長期的な投資目標の概要を示しています。    

NZBAプラン

優良な排出権証書を購入することで、2030年までに自社投資の一部をネットゼロにしたいと考えています。

当社は、お客様により持続可能な資産運用を促したいと考えています。当社は、LGTサステナビリティ・レーティングなどでこれを実現しています。また、当社のお客様には、持続可能な投資やサービスを幅広くご利用いただけます。これらにより、投資ポートフォリオの二酸化炭素排出量を削減し、優良な排出権証書の利用により環境保護に貢献することができます。

2020年以降、グループ全体の投資対象から、一般炭の採掘または石炭による発電を行うすべての企業を除外しています。

ネットゼロへの道のりは容易ではありません。この目標を達成するためには、定期的に取り組みについて精査し、実行中の対策を常に最新の枠組みや基準に合わせて改善点を把握する必要があります。私たちは常に信頼できるデータを活用し、当社のデータベース拡張も続けています。さらに、私たちは透明性の高い情報開示を担保するための報告基準を自発的に適用しています。 

• 投資によるCO2 排出量を記録するために報告基準を策定しています。Partnership for Carbon Accounting Financials
• 私たちは毎年、気候リスクを把握し積極的に制御する基準に従って、レポートを発表します。Task Force on Climate-Related Financial Disclosures
• 毎年、気候リスクを把握し、積極的に制御するために、気候関連財務情報開示タスクフォースが定める基準に従って報告書を発行しています。
• Net-Zero Banking Alliance を共同設立しました。このアライアンスは、CO2排出量を2050年までにゼロにし、炭素を集中的に使用する、または、気候変動に悪影響を与える産業セクターへの投資を回避することを義務付ける内容となっています。 

気候変動問題との闘いにおいて、金融機関は中心的な役割を果たさなければなりません。私たちLGTとお客様は、資本の投資先を選定することによって、資本の受け取り先に対して直接的に影響を与えることができます。そのため、私たちは金融機関のカーボンニュートラル実現を目指す以下の団体に参加し、気候変動問題に取り組んでいます。 

• 2022年より、気候変動対応を求める国際的な機関投資家団体（IIGCC) のクライメート・アクション100+のメンバーです 
• 2021年より、ネットゼロ・バンキング・アライアンスの創立メンバーです 
• 2020 年より、国連の責任銀行原則（PRB）のメンバーです 
• 2018 年より、世界経済フォーラムのCEO気候リーダーズ同盟のメンバーです 
• 2012 年より、国連グローバル・コンパクトの 10 原則にコミットしています 

さらに、サプライヤーがあらゆる業界基準、法律、及びLGTサプライヤー規範に掲げる原則を順守しているかを定期的にモニタリングしています。また、サステナブル・フレームワークを導入し、サプライヤーがESG 基準を守っているのかを審査しています。